ザゼンソウ群生地が見頃を迎えています

みなさんこんにちは!ホテルスタッフの山下です。
日に日に寒さも和らぎ、春が待ち遠しい季節がやってきましたね。

私たちのホテルがある滋賀県高島市今津町には、
この時期になると、とても珍しい花が咲き、早春の風物詩となっています。

 

その花というのがこちら

 

(写真:スタッフ山下撮影)

その名は「ザゼンソウ」。
僧侶が座禅を組んでいるように見えることからこの名前がついたと言われていて、
漢字では「座禅草」と書きます。
周りの紫色の部分を仏像の光背に、そして黄色い丸い部分を僧侶に見立てているのですね。

 

開花時期は毎年2月頃。
ホテル周辺ではこの時期雪が積もっていることもあるのですが、
何がすごいかといいますと、このザゼンソウ、

開花するときに自ら発熱し、自分の体を25℃ぐらいにまで温かくして
なんとなんと、周りに積もった雪を溶かしてしまうのです!

 

こんな感じですね。

 

(写真:スタッフ山下撮影)

 

これは2月の中旬頃に私が撮った写真なんですが、
ザゼンソウの周りに輪っかができてますね。

 

そう、なかなか熱い花なんです。

 

日常ではあまり見かけない、とても珍しい花であるザゼンソウ。
遡ること1981年に、地元今津の中学生が、理科の観察の授業のときに
偶然発見したのだそうです。そして、これはすごい!ということになり、
ボランティアの方々の努力の甲斐もあり、徐々にその数を増やし、
現在その数約3000株が自生するまでに。
全国でも有数のザゼンソウ群生地として、たくさんの人が訪れる観光スポットと
なっています。

 

そしてこのザゼンソウ群生地では現在見頃を迎えていて、
例年では3月下旬ごろまで楽しめます!
今しか見ることができない貴重な花を見に、ぜひ高島市今津町へ訪れてみてください!

 

【今津のザゼンソウ群生地でのマナーについて】

●群生地は、住宅街の竹やぶの中にあります。近隣住民の迷惑にならないよう、
路上駐車はやめましょう。(専用の駐車場があります)

●ザゼンソウが生えている湿地の土の下には、数年後の花を目指して成長を続けている
幼いザゼンソウが控えています。撮影に夢中になり、柵の中に入ると枯れてしまうので
絶対に入らないように心がけましょう。

 

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■ザゼンソウ・座禅草について

山の湿原や谷川のほとりなど、主に湿地帯に群生するサトイモ科の多年草。

原産地:北アメリカ 北東アジア 日本
別名:ダルマ草(達磨草)
ザゼンソウの花言葉:沈黙の愛 ひっそりと待つ

 

■ザゼンソウ群生地について

所在地:滋賀県高島市今津町弘川 (Googleマップで見る

アクセス:JR近江今津駅から江若線バスで【ざぜん草前】下車 徒歩5分

駐車場:あり 無料

ザゼンソウ群生地周辺マップ(提供:びわ湖高島観光協会)

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滋賀県高島市へお越しの際は、
ぜひ当ホテルのレストラン「湖畔のレストランあしみ」でのランチや
奥琵琵琶湖一望の客室でのご宿泊をお楽しみください。

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