ホテルから港まですぐ!
竹生島クルーズで神秘の島へ上陸してみよう!
京都から1時間のびわ湖リゾート
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ホテルから港まですぐ!
竹生島クルーズで神秘の島へ上陸してみよう!
琵琶湖に浮かぶ竹生島(ちくぶしま)。
この周囲2キロの小さな島には国宝や重要文化財もあり、ホテルにご宿泊の多くのお客様も楽しみにされている観光名所です。
歩いても、車でも自転車でも行けない神秘の島を、今日は私、フロント山下が久しぶりに訪ねてみました。
高島市にお越しになるお客様は是非参考になさって下さい。
竹生島(ちくぶしま)について
琵琶湖の北部に浮かぶ竹生島は、古来より人々の信仰を集めてきました。
現在でも国宝の他たくさんの文化財が残されており、島全体が国の史跡名勝に指定されています。
また、西国三十三所巡礼の第三十番札所としても有名で、多くの人が参拝に訪れます。
竹生島の名前の由来は諸説ありますが、もともとは「神を斎く(いつく)島」とされ、神秘的な美しさを秘めた島は「神の棲む島」として崇められてきました。島内には願掛けスポットがあり、近年では琵琶湖屈指のパワースポットとしての人気も高まっています。
びわ湖に浮かぶ竹生島へは、ホテル近くの今津港から出ている観光船で行きます。
専用駐車場もありますが、時間に余裕のある方は徒歩がおすすめ。
ホテルから琵琶湖沿いに出て、かつての宿場町今津の古い町並みを散策しながら、20分程歩くと港が見えてきます。
かつての宿場町の雰囲気漂う街並み。ひと昔前にタイムスリップしたかのようなノスタルジックな散歩道を通り、目指すは今津港へ
途中、こんな素敵な風景も……。
写真に夢中になって船の出港時間に遅れないようにしてくださいね!
GoogleMap
今津サンブリッジホテルから
今津港(竹生島クルーズ乗り場)
までの旧宿場町を抜ける散歩道
今津港に到着。最近、綺麗に建て替えられて快適になりました。運行は琵琶湖で様々な観光船を運行されている琵琶湖汽船さん。乗船の10分前には手続きを済ませましょう。出港までは待合で待つも良し、フォトジェニックな港周辺を撮影して待つも良し。
こちらが観光船のりばの今津港です
窓口で乗船チケットを購入。親切なスタッフさんが対応してくれます。
購入完了。左右に行きと帰りのチケットが付いています。
待合のベンチからは桟橋と琵琶湖の美しい景色が楽しめます。
待ち時間を利用して撮影。
こんな素敵な写真が撮れました(自画自賛)
170人乗りのお船は屋根付き、トイレ付の屋内型なので安心。甲板へは自由に出られます。
こちらが観光船です。けっこうガッチリしてます。
こちらは船内の様子。イスは座り心地がよく快適です。
船の中には洋式のお手洗いもあり、お子様連れでも安心です。
こちらは甲板の様子。自由に上がれて、写真も撮り放題。中央にベンチ、奥に自販機もあります。
みなさん、これ何だかわかります?
なんと、自転車のスタンドなんです。ということは自転車でも乗船可能(ただし4台まで。事前に要予約)
竹生島クルーズは今津~長浜の横断航路もあるので、例えば今津から自転車で乗って、帰りはそのまま長浜へ、なんて楽しい自転車旅もできますね。
竹生島までの乗船時間は25分。美しい風景や心地よい風を感じながら雄大な琵琶湖を肌で感じることができます。
窓越しに撮ると青みがかった幻想的な琵琶湖の写真が撮れます。
一番前に座るとこんな光景が。小さな旗が雰囲気あってかわいいですね
甲板に出ると、心地よい風に乗って鳥たちの群れがお出迎え。
船尾にまわって船からの景色。波しぶき、やっぱり撮ってしまいますよね
心躍る瞬間、、、いよいよ島に上陸!
乗船から25分。神秘の島に思いを馳せながら上陸の準備。
前方に竹生島を確認しましたっ!
ん?ちょっとまってください、この島どこかで見たことあるような……
お父さん、お母さん世代はもうお気づきかもしれませんね。
そう、琵琶湖の“ひょっこりひょうたん島”という人もいます。笑
波をちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷかきわけて♪
どんどん近づいて参りましたっ!
いよいよ上陸です!(どきどき)
島の入り口に到着っ!すごいですね、この生命力あふれる自然。まるで建造物が飲み込まれているようです。ドン・ガバチョもびっくりですね。
島内の観光には拝観料が必要です。上陸したらまず券売機でチケットを購入しましょう。
拝観料は大人600円、小人300円です。
島内の階段や寺などに使用されている部材は、すべて島の外から運ばれてきたといわれています。現在のような機械がない時代に危険を顧みず建設に携わった人々の祈りがこの石段に込められていることから、「祈りの階段」と呼ばれています。165段の階段と聞くとゾッとしますが、実は一段一段にロマンが詰まっているのですね。
祈りの階段を登り切った頂上にある宝厳寺の本堂には、大弁才天が祀られています。ご本尊の大弁才天は、江ノ島・宮島と並ぶ「日本三弁才天」の一つで、その中で最も古い歴史があるのだとか。秘仏である為、普段は非公開となっていて、60年に1度公開されます。次回の開帳は西暦2037年。公開が待ち遠しいですね。楽しみです。
宝厳寺本堂には、無数の小さなだるまさんが並んでいます。一体一体表情が異なるこのかわいらしいだるまさんは、なんとすべてが手作り。願い事を書いた紙を中に入れて奉納すると、成就するとされている人気の願掛けスポットです。本堂に参拝の際は、ぜひ体験してみてください。1体500円です。
宝厳寺本堂近くの納経所では御朱印がもらえます。料金は300円。御朱印帳を持っていないという方や、忘れてしまった!という場合も大丈夫。半紙に書いてもらえます。私も記念に一枚書いてもらいました。
~月も日も 波間に浮かぶ竹生島 船に宝を 積むここちして~と御詠歌に詠われているように、竹生島は西国三十三所の札所となっています。ご本尊は、宝厳寺 観音堂に祀られている千手千眼観世音菩薩です。
ここで「西国三十三所巡り」の予備知識
~すでに詳しい方は飛ばしていただいてOK~
みなさんの中には「西国三十三所巡り」っていったい何?という方もおられると思います。実は私もその一人でしたので、ちょっと調べてみました。
きっかけはなんと、かの有名な閻魔大王(えんまだいおう)だったのです。死者の生前の罪を裁く裁判官である閻魔大王が、世の中の悩んだり苦しんだりしている人々を救うために、33の観音菩薩を紹介するから巡ってみては? と提案したのが始まりなんだそうです。観音菩薩は、助けを求める人がいたら放っておけない慈悲深い菩薩なので、きっと助けてくれるはずということですね。なぜ三十三カ所かというと、観音菩薩が人々を救うときに33の姿に変化するということに由来しているようです。そしてこの三十三カ所をすべて巡ると、現世で犯したあらゆる罪業が消滅して、極楽往生できるとされているんですね。
ちなみに先程私が記念にもらった御朱印は、三十三カ所すべて集めると、極楽浄土へ行くための通行手形になるそうです。
(ただのコレクションだと思ってました、すみません)
宝厳寺本堂から観音堂へ。飛び出し坊やさながらの「巡礼ガール」が案内してくれます。
こちらは観音堂へと続く道。右手に見えるのは観世音奉安殿という建物でして、、、
中を覗くと、三十三ヶ所の各寺院の観音様の御分身が一堂に会しています。まさにオールスターですね。小さな建物の中に広がるこの世界感。たまりません。
移動中、こんな素敵な光景も。天気のいい日は、木漏れ日にあふれた美しい階段が出現。まるで光の中を歩いているような心地良い感覚になります。
観音堂の入り口にある国宝の「唐門」は豊臣秀吉の大坂城唯一の遺構とされています。つまり、現在は消失してまった大坂城の一部が見れるのは、世界でただ一つ、琵琶湖に浮かぶこの島だけということになります。すごいですね。2020年春に修復保存事業が完了し、美しい姿になりました。
唐門をくぐるとすぐに現れるのがこちらの賓頭盧尊者(びんずるそんじゃ)。その姿、かなりのインパクトがありますが、理由を聞いて納得。自分の体の悪いところと同じ部分を撫でると治るといわれているそうです。歳月が刻まれた今のお姿、私は“美しい”と感じました。壊れやすくなっているので、みなさんも優しく撫でてあげて下さいね。
と、ここまできましたが、、、、
西国三十三所 第三十番札所 ご本尊の千手千眼観世音菩薩が祀られている観音堂の中は、撮影禁止となっています。
その魅力をお伝え出来ないのが残念ですが、ぜひ実際に訪れて体感してみてください!
全長30mもあるこの不思議な廊下は、豊臣秀吉が朝鮮出兵に使用した「御座船日本丸」の船櫓の材料を用いて建てたという伝承から「舟廊下」と呼ばれています。格子から差し込む光がなんとも美しいですね。
舟廊下は傾斜地に建てられているため、舞台造りが土台に取り付けられているのが特徴。「清水の舞台」で有名な清水寺みたいですね。
竹生島に行ったら必ずチャレンジしていただきたい「かわらけ投げ」。土器(かわらけ)に願い事を書き、湖面に突き出た鳥居へと投げ、投げたかわらけが鳥居をくぐれば、願い事が成就するとも言われています。1回400円
二枚の内、一枚に名前を、もう一枚に願い事を書きます
拝所の壁に注目。かわらけの欠片と無数の傷が、、、。力みすぎると、手を放すのが遅れて、かわらけがすぐそばの壁に直撃なんてことも。皆さん結構やってしまうみたいです。気を付けましょう。
ちなみに私も満を持して挑戦したわけですが……
一枚目は、行くか?行くか? と思いきや惜しくも鳥居に激突し、名前入りのかわらけが、乾いた音と共に砕け散りました……涙
そして次こそはと意気込んで挑んだ2枚目は、見事っ…………ホップして鳥居の遥か上を越え、琵琶湖の藻屑と化しました 笑
この借りは次回に返すといたしましょう。
ところで皆さん知ってましたか? 実は、過去に「竹生島かわらけ投げ世界選手権」というものが開かれたこともあるんです。
なんて素敵な企画なんでしょう。今のところ次回開催の有無は未定ですが、もし開かれたら、優勝して世界に今津サンブリッジホテルの名を知らしめたいと思います!
島内の軽食コーナーで味わえるおすすめ商品のご案内(*島内にレストランや定食屋はございません)
島の入り口にはみやげ店や軽食コーナーがあり、ご島地(ご当地)グルメが楽しめます。ちなみにビールやお酒も売ってます!
こちらは滋賀のブランド牛を使用した「近江牛まん」。お肉の旨味が凝縮。島の大人気メニューです。
左から「弁天芋餅」、「滋賀おでん」(赤こんにゃく、丁字麩、伊吹たまご)。芋餅はお芋のほのかな甘みと醤油とのりが見事なハーモニー。滋賀の名産がそろったおでんは、柚子味噌とからしで、2種類の味が楽しめます。丁字麩のふわとろ感、赤こんにゃくの風味と食感、伊吹たまごのほふほふ感、それぞれがお出汁とベストマッチで最高です。
どこを切り撮っても絵になる島内。帰りの船を一本ずらして、カメラ片手にのんびりと散策するのもおすすめ。一人旅や、グループでの撮影旅行にも最適です。
*帰りの便をずらす場合は、最後に島に取り残されてしまわないように、必ず係の方にお伝え下さい。
まだまだ紹介しきれない魅力がたくさん!
神秘の島 竹生島、ぜひ訪れてみてくださいね
竹生島観光や、西国三十三所巡りでご利用の方へ、送迎バスや乗船料割引サービス等がございます。ご乗船前後のレストランでのお食事やご宿泊など、ぜひ当館でゆっくりとお過ごしください。
■ホテル~今津港間無料送迎の時刻表
ホテル発 | 今津港着 | ||
---|---|---|---|
1便 | 9:10 | → | 9:15 |
2便 | 10:20 | → | 10:25 |
3便 | 11:40 | → | 11:45 |
4便 | 12:50 | → | 12:55 |
今津港発 | ホテル着 | ||
---|---|---|---|
1便 | 11:40 | → | 11:45 |
2便 | 13:00 | → | 13:05 |
3便 | 14:10 | → | 14:15 |
4便 | 15:20 | → | 15:25 |
無料送迎はご予約制となっておりますので、ご希望の際は事前にお知らせください
自家用車でお越しの方、港まで徒歩で行かれる方はホテル駐車場に無料で停め置き可能です
■ホテルご宿泊、レストランご利用のお客様限定 乗船券の割引販売あり
今津往復航路
通常 | 割引価格 | |
---|---|---|
大人 | 3,000円 | 2,700円 |
小人 | 1,500円 | 1,300円 |
今津~長浜横断航路
通常 | 割引価格 | |
---|---|---|
大人 | 3,200円 | 2,900円 |
小人 | 1,600円 | 1,400円 |
ホテルのフロントカウンターにてお買い求めいただけます。
ご乗船は予約優先制となっております。お席の手配はホテルでさせていただきますので、乗船券をご購入の際にご希望の乗船時間をお伝えください。
■クルーズの前後で、ゆっくりとお食事を
日帰り旅行の方におすすめ。今津港に近く、びわ湖畔のロケーションが楽しめる当館のレストランでぜひお食事を。
■竹生島クルーズ乗船券付きのお得な宿泊プランあり
ご宿泊をお考えの方におすすめ。クルーズ船のご予約もホテルで承ります。